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メールマガジン「週刊KU-MA」 第59号          [2009.8.19]

■目次

(1)YMコラム
     「NASAの有人月ミッション2020年は無理」

(2)ワンダフル宇宙
     「デルタIIとGPSそしてカーナビの原理」

(3)宇宙関連ニュース「宇宙茫茫」

■YMコラム

 NASAの有人月ミッション2020年は無理

 現在NASAでは、オバマ政権のもとでブッシュ時代に策定された有人飛行 計画の全面的な見直し作業が行われています。この見直し作業を担当して いるのは、ロッキード・マーティンの元社長ノーマン・オーガスティンを 座長とする「オーガスティン委員会」と呼ばれる委員会です。アメリカ女 性として初の飛行士となったサリー・ライドや宇宙政策の権威ジョン・ロ グズドンなど10人の委員によって構成されています。もともとは現在のオ バマ大統領が指示した予算の範囲内で行える有人飛行計画を勧告する任務 を持っていたのですが、凄まじいスケジュールで会合を重ねた結果、結局 は現在予定されている2020年までのNASA予算案(1年に合計180億ドル) では、2020年までISSを運用するぐらいが精いっぱいで、月や火星など地 球低軌道よりも遠くに人間を送ることなど、少なくともあと20年は無理だ という結論に達しました。

 8月6日の時点で3000個もの提案の中から生き残っていたのは、7つの プランです。そのうち3つは2010〜2020年を現在の予算案のままで通した 場合の策、あとの4つは金額は定められてはいないものの、現在の予算案 よりも増えた場合の案でした。NASAが2020年までに有人宇宙飛行のために 与えられている予算はほぼ800億ドルで、アレースとオライオンが選ばれ た時に必要と見込まれた予算よりも280億ドルも下回っています。まずは 参考までにこの7つのプランについて紹介しておきましょう。

1.最もシンプルな案は、従来のプランそのままです。つまり、2010年に スペースシャトルの使用を中止し、新しい「アレースT」ロケットと「オ ライオン」宇宙船という組み合わせの有人宇宙輸送システムに切り替え、 2015年に現在の国際宇宙ステーション(ISS)を太平洋に破棄することで す。ただしアレースTのデビューは2016年目標なので、それまではロシア のソユーズを使う。人間を月面に着陸させるために必要なもう一つの「ア レースX」ロケットのための予算は、1年ごとに様子を見ながら捻出して 行くという考え方です。基礎知識として付け加えれば、現在NASAが「コン ステレーション計画」と呼んでいるものは、スペースシャトルの後継機と して、使い捨ての「アレースT」「アレースX」ロケット、月や火星へ行 く「オライオン」宇宙船、月面に着陸する「アルタイル」着陸船から構成 される月・火星への有人飛行計画です。

2.現在の予算案の範囲内に収める他の案は、スペースシャトルの使用を 2010年に中止するが、ISSの使用は2020年まで延長し、その代りアレースT をやめて、デルタW、ファルコン9、トーラス2などに替えるというもの です。オライオンはそのままです。

3.現在の予算案の範囲内に収める3つ目の案は、シャトルを2010年に中 止し、ISSを2015年に廃棄し、アレースTは中止。ISSへの飛行をソユーズ に頼りながら、現在の案よりも小さな2種の「新アレースX」ロケットを 使って、月周回軌道やラグランジュ点や地球近傍小惑星に人間を送るとい うものです。この場合は月面への着陸を諦めるわけです。

4. 予算を増やす案の一つは、シャトル使用を2015年まで延長し、現在 案のアレースXよりもシャトルの技術を取り込んだ大型輸送システムに切 れ目なく続けるというプラン。この新システムは月面基地建設ミッション に使うつもりで、この場合は、シャトル引退後のISSへの飛行を商業ロケ ットまたはソユーズに頼りながら、2020年までISSを運用するというもの です。この案の意図は明確ですね。ソユーズに頼りたくないのです。

5.予算オーバーの2つ目と3つ目の案は、シャトルは予定通り2010年に引 退、ISSは2020年まで運用、アレースはTもXも中止して地球低軌道へは ソユーズまたは商業ロケットで行く。低軌道より遠い所へは、NASAの技術 蓄積を最大限活用した新しい大型ロケットまたはアトラスXの改良型など を使う。これらによる行き先によって2つ目と3つ目の案が分かれています。 月面次いで火星というのが2つ目の案、月周回軌道・ラグランジュ点・近 傍小惑星というのが3つ目の案です。

6.予算オーバーの4つ目の案は、月を省略して火星有人飛行を直接めざ すものです。いわゆる“Mars Direct”ですね。アレースXをたくさん使 い、宇宙給油を実行し、月飛行は火星へのハードウェアのテスト用に使う という「勇敢な」ものですね。

 そしてこの数週間、猛烈な勢いで会合を開いていましたが、実質的な結 論は冒頭に述べたようなものになったわけです。オーガスティン委員会は、 8月12日の記者会見で、「2030年までに地球低軌道を離れて太陽系のどこ かへ行くためには、現在のNASAの年間予算を少なくとも30億ドル増加させ なければならない」としています。

 ところが、オーガスティン委員会が8月14日にホワイトハウスに報告し た進言は、奇妙なことにオプションのどれを選んだというものではなく、 以下の4つの項目から成っているのです:

・予算の許す限りコンステレーション計画を推し進める。

・ISSの運用を2020年まで続け、そのISSへの輸送は商業ロケットで行う。  ただし、将来の探査用ロケットの開発は続ける。

・スペースシャトルの飛行を2015年まで続ける。ただしシャトル技術を  活用して月へ行くための輸送システムには取り組む。

・太陽系を探査するための大型ロケットを新たに開発する。

 オーガスティン委員会のメンバーの中でも利害関係が対立していますか ら、明確にどのオプションを選ぶということは不可能だろうとは思ってい ましたが、結局のところは、「金を出してよ。そうしないとどうしようも ないよ」というやけくそ気味の進言になったように、私には見えます。後 はお決まりの大企業と政府との裏の取引が塹壕を使って展開されていくの でしょう。すっきりとした勧告を期待していた身には、ちょっとコタエル 展開になりました。

 いずれにしても、ブッシュの残した厳しいプログラムのツケをどうする か、オバマ大統領としては、こんな居直った勧告をされても困るだろうと いうのが素朴な感想ですね。こんなにフラフラした他国の戦略に左右され ないよう、日本の宇宙戦略はあくまで独自の哲学に貫かれたものを確立す べきです。国際協力はそれからの柔軟戦術として出るはずのものでしょう から。日本で宇宙戦略本部のもとで始まったばかりの「有人飛行を視野に 入れた月探査懇談会」の行方に注目しましょう。

■ワンダフル宇宙

 デルタIIとGPSそしてカーナビの原理

 さる8月17日、ケープカナベラルの第17A発射台からデルタIIロケットが 飛び立ちました(図1)。

 

高度約2万km、周期12時間の軌道に投入されたのは、約2トンの航行衛星 GPS IIRです(図2)。

 

デルタIIロケットがGPS衛星を打ち上げるのは、これが最後となります。 というのは、今後のGPS衛星(GPS IIFシリーズ)はもっと大きく重くなる ので、より大型のアトラスXロケットやデルタWロケットに打上げが引き 継がれるからです。

 衛星を使って核爆発を探知したりミサイルを誘導したりする全地球測位 システム(GPS:Global Positioning System)は、1970年代からアメリカ によって開発され、後に民間用(たとえばカーナビ)にも転用されて地上 の生活にも画期的な変革をもたらしました。最初の実用GPS衛星は、1989 年2月14日にやはりデルタIIロケットによって打ち上げられたのですが、 実はこれがデルタIIの処女飛行でした。これを含めて1993年にかけて軌道 に運ばれた24個のGPS衛星によって、この測位システムは完璧に実用化さ れたのでした。

 その後もGPSはデルタIIロケットを使って数が増えていきました(図3)。

 

これまでのデルタIIロケットの打上げ(144機)のうち、実に3分の1強(4 9機)がGPS衛星だったのですから、軍事用の重宝さは言うに及ばず、カー ナビも20年に渡ってデルタIIが支えてきたのだと言うことができますね。 しかも49回のGPS打上げのうち、失敗したのは1997年1月の1度のみという のですから、このロケットの優秀さがうなずけようというもの。

 これからもデルタIIロケットは、しばらくは打たれます。現在のところ 2011年までに7機が予定され、あと5機が使用目的を探しているという現状 です。

 ところで折角ですから、GPSというシステムについて概略の解説をして おきましょう。分かりやすくするためにカーナビを例にとります。カーナ ビがちゃんと働くためには、現在地と目的地とを正確に理解できる何者か が存在しなければなりません。その「何者か」は、途中の経路も知ってい なければならないので、日本中いたる所の位置を知っていなければならな いことになりますね。

 日本中至る所を見渡せる所――高い所が望ましいでしょうから、それは やはり宇宙でしょうね。そして人工衛星ならば、衛星自身の位置が正確に 把握されているので、その衛星から見たある車の相対位置が正確に分かれ ば、その車の地上での位置は正確に把握されることになります。そこでそ の基準となる衛星を、先程の「何者か」にすることにしましょう。では、 どうやって車の衛星からの相対位置を求めましょうか?

 まず車の現在地Xが、一つの衛星AからR1の距離にあるとします(図4)。

 

 するとXはAを中心とする半径R1の球面上のどこかにありますね。次に衛 星BからR2の距離にあるとすると、XはBを中心とする半径R2の球面上にも あります。この二つの球面の交わりは一本の円になるので、Xは、この円 の上のどこかにあるわけです。さらにXがもう一つの衛星Cからの距離R3を 使って、車の位置を正確に言い当てることができるようになります。本当 は車を見ている衛星が4つ必要なのですが、その理由は後で説明します。

 では衛星から車までの距離R1〜R3をどうやって求めましょうか。それは 衛星から電波を発して、それを受信すればいいですね。衛星が電波を出し た時刻と車がその電波を受け取った時刻の差に電波の速さを掛け算すれば、 衛星から車までの距離が計算できますね。電波の速さは光と同じ速さで、 これは正確に分かっているので、あとは時刻さえ正確に測れれば、距離が 正しく算出できることになります。

 こんなに簡単な原理ならば、なぜもっと早く実用化できなかったのでし ょうか? それは電波あるいは光の速さがあまりに速いからです。光の速 さはご存知ですね。1秒間に地球を7回り半するといいます。秒速30万km!  あのお月さままで1秒ちょっとで行ってしまうんですから。

たぶんカーナビを実用化するには、まあ少なくとも自分の位置を10 mくら いの精度で知りたいですよね。電波が10 mの距離を通過する時間を計算す ると、何と1億分の3秒(これを30ナノ秒といいます)です。電波の出た時 刻と受けた時刻をこんなに高い精度で測れる時計がありますか? いつま で経ってもこんな精度で時刻を示してくれる時計が、なかなか出現しなか ったんですね。

 みなさんが普通にお使いになっている時計はクウォーツを使用している ものでしょう。クウォーツ時計は、水晶が交流電流によって一定の振動数 で振動する性質を利用しているもので、おそらく1ヵ月で15秒ぐらいの狂 いはあるでしょう。因みに私なんか手巻きの時計ですから、カーナビの観 点からすれば話にもなりません(まあ手巻きには手巻きの良さはあるので すがね)。ところが、原子が特定の振動数の電磁波だけを吸収する性質を 利用する原子時計が1949年に発明されてから、俄然様子が変わってきまし た。何しろ原子時計ならば、小さなものでも10万年に1秒ぐらいしか狂わ ないし、すごいものでは1億年経っても1秒も狂いは生じないのです。こう して、原子時計を乗せた衛星をいくつも軌道に配置して、世界中の位置を 非常に正確に知るシステム(GPS)が可能になりました(図5)。

 

 ただし実用に至るまでには壁がいくつもありました。いやいや今でもそ の壁は完全に乗り越えられたとは言えません。このコラムの冒頭に書いた とおり、GPS衛星は高度約2万kmを周期12時間で運動しています。秒速に直 すと4 kmほどです。これは光の速さの7万5000分の1なのですが、この速さ だとGPS衛星に搭載されている時計は、特殊相対性理論の効果によって、 地上の時計に比べてゆっくり進むので、1日当たり7マイクロ秒くらい遅れ ていきます。他方で、高度2万kmでは地球から受ける重力が地表よりも弱 いので、一般相対性理論によって、GPS搭載の時計は地上よりも1日当たり 46マイクロ秒くらい速く進む勘定になります。このふたつの効果を合わせ ると、GPS衛星の時計は地上の時計よりも1日当たりで40秒近く速く進んで いくことになりますね。これは大きな差ですね。40秒あれば電波は優に10 km以上進んでしまいますからね。

 毎日毎日10 kmずつ誤差がたまっていくのでは、GPSのシステムは正常に 機能しないでしょう。そこで衛星の時計をこの相対性理論の効果分だけ遅 くして電波を発信するようにしています。また、賢明なあなたはもうお気 づきでしょうが、車には原子時計を備えてはいませんから、前に述べた4 番目のGPS衛星からの電波を受け取って時刻の補正をしているのです。

 長くなりましたが、大事なことをもうひとつだけ聞いてください。実際 には地上から80 km以上の高い所では、大気を構成している原子が電離し ています。電離層ですね。ここでは電波の速度が電離気体の影響を受けて 変化するので、この補正も必要です。電離層の状況は時々刻々変動します し、その補正を瞬時に行うことは難しいので、現実のGPSにはどうしても 誤差が一定程度出てくるのは避けられないですね。

 時間の進み方が変わると空間自体も歪んでいくなど、本当はもう少し言 い足りないことはあるのですが、まあこんなところでご勘弁を。なお、こ れまで述べたように、日本のGPSはアメリカの軍事航行衛星ナヴスター (一般にGPS衛星と呼んでいますが)を使わせてもらっています。現在日 本ではわが国独自のGPSをめざして準天頂衛星の打上げ準備を進めていま す。世界の軍事情勢によっては、情報管理の必要上精度が落とされたりす るナヴスター頼りを脱け出て、自立したシステムが確立できるかどうか、 辛抱強く待つことにしましょう。

 デルタIIの記念すべき日に便乗して、GPSお粗末の一席でした。

(YM)

■宇宙茫茫ヘッドライン

【090817-01】 ILS、バイコヌールからProton M/Breeze M によるAsiaSat 5の打上げ成功
【090817-02】 ULA、ケープカナベラルからDelta IIによるGPS 2R-21の打上げ成功
【090817-03】 韓国、初の人工衛星打上げ用ロケット“羅老”の打上げを8/19に実施予定
【090817-04】 Arianespace、8/21にJCSAT-12とOptus D3の打上げを実施予定
【090817-05】 Discovery、8/24の打上げを目指すも断熱材の剥がれ問題ペンディング
【090817-06】 JPL、Spirit救出に向けた地上での試験に砂地の長距離移動試験を追加
【090817-07】 インド、9月にOceansat-2と相乗り衛星6基の打上げを実施予定
【090817-08】 NASA、Ares I-Xの移動発射台への据付作業終了
【090817-09】 ATK、8/27にAres Iの1段の固体ロケットモータの初の燃焼試験を実施予定
【090817-10】 NASA、STS-134ミッションのクルーを発表・・・STS-132の1人交替も発表
【090817-11】 Augustine委員会、最終報告に向け最後の公開審議でオプションを絞り込み
【090817-12】 NASA、民間企業による有人打上げシステム開発促進に5,000万ドル投入
【090817-13】 米国、同国製部品を含むアルジェリアの衛星のインドからの打上げを認める
【090817-14】 JAXAとJICA、相互の連携協力を強化するための連絡協議会を設置
【090817-15】 インド、2015年までに火星探査ミッションを打ち上げる準備を開始
【090817-16】 ドイツ政府関係者、月への無人の着陸探査機打上げに前向き発言
【090817-17】 北極海のスヴァールバル諸島の火星模擬環境で探査機の機器の試験実施
【090817-18】 CSF、再利用可能なロケットでのサブオービタル飛行の啓蒙グループ結成
【090817-19】 JAXAのウェブサイト内の注目記事へのリンク

【090817-01】(関連記事:【090810-04】)
ILS、バイコヌールからProton M/Breeze M によるAsiaSat 5の打上げ成功

 8月11日のモスクワ時間23:47にInternational Launch Services (ILS) は、バイコヌールからProton M/Breeze M によりAsia Satellite Teleco- mmunications Co. Ltd.のAsiaSat 5の打上げを行い、所期の軌道への投入 に成功した。

 AsiaSat 5はSpace Systems/Loral製の質量は3,760kgの衛星で3段式の Proton Mにより、サブオービタル軌道に投入された後、Breeze M の4回の 燃焼により静止トランスファ軌道に投入された。

 今後、東経100.5度に静止し、運用中のAsiaSat 2と置き換えられる予定 となっている。

 http://www.nasaspaceflight.com/2009/08/ils-proton-m-launches-with-asiasat-5/

【090817-02】
ULA、ケープカナベラルからDelta IIによるGPS 2R-21の打上げ成功

 8月10日、Lockheed Martin は同社製の米空軍の改良型GPS衛星GPS 2Rシ リーズの最後となる8号機(GPS 2R-21)の打上げが8月17日に予定されてい ることを明らかにした。

 打上げはUnited Launch Alliance (ULA)のDelta IIによりケープカナベ ラルから行われるが、今回が米空軍向けのDelta IIの最後の打上げであり、 その後、2009年末からは次のGPS 2Fシリーズの衛星がAtlas VまたはDelta IVで打ち上げられることとなる。

 http://www.lockheedmartin.com/news/press_releases/2009/0810ss_GPSIIR.html

【速報】 この打上げは8月17日06:35EDT(米国東部夏時間)に行われ、成功した。

【090817-03】(関連記事:【090810-01】)
韓国、初の人工衛星打上げ用ロケット“羅老”の打上げを8/19に実施予定

 8月11日、韓国の教育科学技術部は、遅れている韓国初の人工衛星打上 げ用ロケット“羅老”(KSLV-1)の打上げを8月19日に行うとの決定を下し たことを明らかにした。

 先に示されたロシア側の見解によれば、14日にも打上げ可能とのことで あったが、韓国側で国際機関への連絡の時間的余裕を確保するためとして、 19日との決定が行われたもの。

 http://www.koreatimes.co.kr/www/news/tech/2009/08/133_49951.html

【090817-04】
Arianespace、8/21にJCSAT-12とOptus D3の打上げを実施予定

 8月11日、Arianespaceはギアナの射場でAriane 5の打上げに向けて、ロ ケットへの衛星の搭載作業が始まったことを明らかにした。

 打上げは8月21日の予定で、2基の同時打上げで、衛星は何れも米国製で、 且つ、何れもアジア太平洋地域へのサービス提供を行う運用会社の通信衛 星であり、1基は日本のスカパーJSAT(株)のJCSAT-12、他の1基はオースト ラリアのOptus NetworksのOptus D3である。

 JCSAT-12はLockheed Martin Commercial Space Systems製で、質量約 4,000kg、Optus D3はOrbital Sciences製で質量約2,500kgである。

 JCSAT-12は、2007年9月にバイコヌールからのInternational Launch Services(ILS)のProton M/Breeze Mによる軌道上のバックアップ機として のJCSAT-11の打上げが失敗に終わった直後に代替機として製造が始められ たもので、打上げに2年の遅れは生じたが、JCSAT-12は軌道上での機能確 認後にはJCSAT-RAと名前を変えて、現在の軌道上のバックアップ機JCSAT-R の後継機となることとされている。

 なお、同日スカパーJSAT(株)もJCSAT-12の打上げ日程に関するプレス発 表を行っている。

 http://www.arianespace.com/news-mission-update/2009/620.asp

 http://www.sptvjsat.com/news/news_pdf/090811_tsuushineisei.pdf

【090817-05】(関連記事:【090810-02】)
Discovery、8/24の打上げを目指すも断熱材の剥がれ問題ペンディング

 8月13日、NASAのスペースシャトル・プログラムの責任者は、STS-128 Discoveryの打上げに関して、従来の計画より1日早めて8月24日の01:58 EDTをターゲットとして作業を進めているが、18日に予定されているトッ プレベルの飛行準備審査会(FRR)において最終判断を仰がねばならない事 項が残っており、週末に掛けて追加の試験を行うことになると語った。

 問題となっているのは、前回のEndeavourの打上げ時に外部推進薬タン クから発泡断熱材が剥がれたことに関連して行っている今回のタンクの 健全性の確認作業が完了しておらず、追加の試験が必要とされていること である。

 追加の確認作業が必要なのは、一つは“ice-frost ramp”と称されてい るタンクへの加圧配管の取付金具の部分を整形している発泡断熱材の健全 性で、これは次号機用のタンクの同じ部分のX線検査を行って、工程上の 問題が無いことを確認しようとしている。

 もう一つは、2つのタンクの間の外板部分の断熱材の健全性で、これに ついては、射点に運ばれる前に多くの箇所で断熱材を引き剥がす力を加え る試験(plug-pull test)を行っているが、充分ではないということで、残 りの部分の試験を行っている。

 なお、ice-frost rampについては、8月10日、11日に開かれたプログラ ムレベルのFRRで、4箇所の中の1箇所(Endeavourで剥がれを生じた箇所)は 事前にX線検査を行っているが、残りは行っていないので、次号機での確 認だけでなく、Discoveryを組立棟に戻してX線検査を行うべきであるとい う意見に約1/4の審査員が同意を示している。

 http://www.spaceflightnow.com/shuttle/sts128/090813foam/

【090817-06】(関連記事:【090803-07】)
JPL、Spirit救出に向けた地上での試験に砂地の長距離移動試験を追加

 8月13日、NASAのジェット推進研究所(JPL)は火星で動けなくなっている ローバSpiritの救出に向けての地上での試験に長距離の移動試験を追加す ることを明らかにした。

 これは、これまでに得られた成果に基づいて決めた最適と思われる動き が、Spiritが砂地から抜け出すのに有効であるか否かを見極めることが必 要だとの判断に基づく決定で、1週間或いはそれ以上を掛けて数百メート ル動くことが可能かどうかを見ることとなる。

 7月の末までの試験の結果を受けて、8月10日過ぎにはSpiritに向けてコ マンドを送ることになるかも知れないとの見方もされていたが、8月6日に 行われた確認会議で更なる試験の必要性が指摘されたもの。

 幸いなことに、強い風がSpiritの太陽電池パネルに堆積していたダスト を吹き飛ばしてくれたことにより、充分な電力が得られる状況となってお り、Spiritを日照が少なくなる冬に向けて、より多くの日照が得られる場 所“winter haven”に動かす緊急性が無くなったこともこの判断に結びつ いている。

 http://www.jpl.nasa.gov/news/features.cfm?feature=2279

【090817-07】(関連記事:【090706-09】)
インド、9月にOceansat-2と相乗り衛星6基の打上げを実施予定

 8月12日、インド宇宙研究機関(ISRO)のNair総裁は、海洋観測衛星Ocea- nsat-2の最後の環境試験が終わりに近付き、今後半月以内にはスリハリコ タの射場に運び込まれるであろうと語った。打上げは9月に行われること となり、当初予定の8月中からは若干の遅れとなっている。

 打上げは極軌道衛星打上げロケット(PSLV)により行われ、これまで10年 の間海洋の色を観測してきたOceansat-1と同じ高度720kmの太陽同期軌道 への投入され、Oceansat-1に置き換えられる。

 この打上げでは、6基の小型衛星が相乗りで打ち上げられることとなっ ている。6基は、2基のナノ衛星(ドイツ製のRubin 9.1とRubin 9.2)と4基 のCubeSat(ドイツのBeesatとUWE-2、トルコのITU-pSat、スイスのSwiss Cube-1)である。

 http://www.deccanherald.com/content/19215/india-launch-ocean-satellite-september.html

【090817-08】(関連記事:【090615-09】)
NASA、Ares I-Xの移動発射台への据付作業終了

 8月14日、NASAはケネディ宇宙センタの組立棟(VAB)の中で次期有人打上 げロケットAres Iの最初の試験機としてのAres I-Xの移動発射台(Mobile Launch Platform)への据付作業が終了したことを明らかにした。

 4セグメントのスペースシャトルの固体ロケットブースタにダミーの5番 目のセグメントを取り付けた上に、何れもダミーの2段と有人カプセルOr- ion及びその上の緊急離脱用のシステムを載せた全長約100m、最大直径(2 段部分)5.5mの細長いロケットが組み上がり、いよいよ打上げを待つ状況 となった。

 Ares I-Xの打上げは、ハッブル宇宙望遠鏡のメンテナンスミッションの 打上げが5月になったことから、当初の計画の2009年7月からの遅れを余儀 なくされており、現時点では10月31日が打上げ予定日となっている。

 http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/aug/HQ_09-169_Ares_stacked.html

【090817-09】
ATK、8/27にAres Iの1段の固体ロケットモータの初の燃焼試験を実施予定

 8月14日、Alliant Techsystems(ATK) Space SystemsとNASAは8月27日ユ タ州のATK Space Systemsの燃焼試験場で、Ares Iの1段の固体ロケットモ ータの初の燃焼試験を行うことを明らかにした。

 Ares Iの1段の固体ロケットモータは、4つのセグメントからなるスペー スシャトルの固体ロケットブースタ(SRB)に更に一つのセグメントを追加 したもので、直径3.66m、全長46.94mで、最大約1,630tonfの推力を発生す る。
 http://atk.mediaroom.com/index.php?s=118&item=944

【090817-10】
NASA、STS-134ミッションのクルーを発表・・・STS-132の1人交替も発表

 8月11日、NASAはISSへ向かうスペースシャトルミッションSTS-134のク ルーを明らかにした。

 STS-134は2010年7月29日以降(no earlier than:NET)に打ち上げるとさ れているDiscoveryによるミッションで、主たる目的はISSへのAlpha Ma- gnetic Spectrometerの取り付けである。

 STS-134のコマンダーは海軍のMark Kelly、パイロットはGregory H. Jo- hnson、ミッションスペシャリストはMichael Fincke、Greg Chamitoff、 Andrew Feustel及びESAの宇宙飛行士でイタリア人のRoberto Vittoriであ る。

 なお、STS-133ミッションも2010年7月29日以降に打ち上げるとされてお り、実際にはどちらかがこの日を打上げターゲット日とし、一方が後日の 打上げで最後のISSへのミッションとなることとなるが、今後の決定待ち となっている。

 また、この日NASAは2010年5月に予定されているSTS-132ミッションのク ルーの変更を明らかにした。Karen Nybergに替わってMichael Goodがアサ インされたもので、変更の理由は一時的な医学的コンディションのためと されている。

 http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/aug/HQ_09-187_STS-134_crew.html

【090817-11】
Augustine委員会、最終報告に向け最後の公開審議でオプションを絞り込み

 8月12日、オバマ大統領の指示により米国の有人宇宙飛行計画の評価・ 見直しを行っているReview of United States Human Space Flight Plans Committee (通称Augustine委員会)は、ワシントンDCで公開の審議を行っ た。これが最後の審議で、ここまでの検討、議論を基にして、8月末まで に報告書をまとめることとなっている。

 前回の8月5日に行われた公開の審議では、今後の米国の有人宇宙飛行計 画の7つのオプションが示され、最終的には3つに絞って報告書に入れると されていたが、12日の審議の結論は、現在の予算レベルでは2020年に月へ の有人ミッションを再開するというブッシュ大統領が掲げた目標は到底達 成できないという点が強調されたものとなった。この目標を達成するため には2020年までに追加で500億ドルを注ぎ込む必要があるとしている。

 5日に示された7つのオプションの中3つは2010年から2020年の間の予算 をオバマ政権が示している800億ドル或いはそれ以下に抑えることを前提 としたもので、他は予算の縛りを外したものであった。各オプションの要 点は以下の通り(@〜Bが800億ドル以下のオプション)であるが、12日に はこの中から、@、A、C、Dが最終報告書に残る形となった。但し、@、 Aについても予算の増額を前提とする形となっている。

 http://www.aviationweek.com/aw/generic/story_channel.jsp?channel=space&id=news/PATH081309.xml

@ NASAのベースラインプラン:ブッシュ大統領の方針に従う“Conste- llation Program”を進めるが、月への有人飛行の実現目標を2020年 より遅らせる。スペースシャトルは2011年に引退させる。米国のISS の運用への参画を2015年限りとする。

A ISSに絞ったプラン:スペースシャトルは2011年に引退させる。米国 のISSの運用への参画は2020年まで継続する。Aris IとOrionによる 有人打上げ手段は完成時期が大幅に遅くなる前提で開発を継続するが、 月に向かう手段は開発しない。

B 地球低軌道以遠を目指すプラン:スペースシャトルは2011年に引退さ せる。米国のISSの運用への参画を2015年限りとする。Ares Iの開発 は行わずAres Vに集中し、Ares Vにより宇宙飛行士が乗ったOrionを 月周回軌道、地球近傍小惑星、更には惑星フライバイ等に送り出す。

C スペースシャトルをベースとしたプラン:スペースシャトルを2011年 以降も年に2回程度のペースで2015年まで継続して飛ばし、その間に スペースシャトルのハードウェアを可能な限り活用した新しい有人打 上げシステムを開発する。米国のISSの運用への参画は2020年まで継 続する。

D 深宇宙を目指すプラン:スペースシャトルは2011年に引退させる。米 国のISSの運用への参画は2020年まで継続する。この間、バックアッ プとしてのISSへの有人輸送手段の開発は行うが、月周回軌道、地球 近傍小惑星、更には惑星フライバイ等に宇宙飛行士を送り出す手段の 開発に集中する。

E 月面に恒久基地を建設するプラン:深宇宙を目指すプランと同様の考 え方とするが、目標を深宇宙ではなく、月面の恒久基地の建設とする。

F 火星を直接目指すプラン:前2つと同様の考え方であるが、目標を火 星への有人飛行とし、火星ミッションに向けてのハードウェアの試験 目的で月或いは小惑星への有人飛行を行う。

 http://www.space.com/news/090805-human-spaceflight-options.html

【090817-12】(関連記事:【090216-08】)
NASA、民間企業による有人打上げシステム開発促進に5,000万ドル投入

 8月10日、NASAは民間企業による有人打上げシステムの開発を促進する ために5,000万ドルを注ぎ込むことを明らかにした。

 米国の景気対策法に基づく予算の中にNASAの予算として10億ドルがあっ て、その中の4億ドルが、スペースシャトルの引退と次期有人打上げシス テムの開発完了のギャップを縮めるための予算と位置付けられており、今 回の5,000万ドルはここからの支出となる。

 商業ベースでの有人打上げシステムの開発に興味を持っている企業から の提案を今後45日以内に受け付け、その中から選定する幾つかの企業と “Space Act Agreement”を結んで開発を支援するとしている。

 現在、提案を提出する可能性を示している企業は以下の通り

Ball Aerospace and Technologies Corp.、 Airborne Systems、 SpaceX、 Boeing Co.、Tether Applications、 Retro Aerospace、 Emergent Space Technologies、 Davidson Technologies、 Paragon Space Development Corp.

 なお、NASAはISSへの物資の輸送手段開発に関して、Space Exploration Technologies (SpaceX)及びOrbital Sciences Corp.の2社と契約を結んで おり、物資輸送のための打上げサービス契約も締結済みである(関連記事: 【090105-04】)。

 http://www.reuters.com/article/scienceNews/idUSTRE57944520090810?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

【090817-13】(関連記事:【080901-07】)
米国、同国製部品を含むアルジェリアの衛星のインドからの打上げを認める

 8月12日、駐米インド大使館は、米国製の部品を使用しているアルジェ リアのリモートセンシング衛星Alsat-2A及びAlsat-2Bのインドのロケット による打上げに関して、米国政府からの許可を得たことを明らかにした。 衛星は欧州のEADS Astrium製である。

 米国政府のこの処置は7月のクリントン米国務長官のインド訪問の際に 両国の間で“Technical Safeguards Agreement”が結ばれたことで、米国 製の部品がインド国内に入ることに関しての米議会による規制が外れたこ とによるもの。

 因みに、米国は米国製部品を搭載した衛星の中国のロケットでの打上げ を禁止している。

 http://www.siliconindia.com/shownews/US_clears_launch_of_Algerian_satellites_atop_Indian_rocket__-nid-60287.html

【090817-14】
JAXAとJICA、相互の連携協力を強化するための連絡協議会を設置

 8月11日、JAXAはこの日、国際協力機構(JICA)との間で相互の連携協 力を強化するために設けた連絡協議会の第1回会合を開催することを明ら かにした。

 この協議会は、宇宙基本計画において、開発途上地域の宇宙開発利用ニ ーズの掘り起こしと当該ニーズへの対応促進のためにJAXAとJICAの連携強 化が必要との認識が示されたことから、相互の話合いにより設置されたも の。

 第1回連絡協議会では、我が国の宇宙航空技術を活用した開発途上地域 の発展のための国際協力の方向性に関する意見交換及び相互に関心のある 分野を識別し、具体的な協力を話し合う分科会の運営について検討を行う としている。

 http://www.jaxa.jp/press/2009/08/20090811_jica_j.html

【090817-15】
インド、2015年までに火星探査ミッションを打ち上げる準備を開始

 8月12日、インド宇宙研究機関(ISRO)のNair総裁は、ISROが2015年まで に火星探査ミッションを打ち上げる準備に入っていることを明らかにした。

 インド政府が基礎的な検討のために1億ルピー(約2億円)を認めており、 Nair総裁は既にミッション検討は進んでいるので、具体的な科学目的につ いての提案を求めて行きたいとしている。

 火星ミッションの打上げは静止衛星打上げ用ロケット(GSLV)により行い、 軌道制御にはイオンエンジン、液体ロケットエンジン或いは原子力推進を 用いることを考えているとしている。

 http://www.hindu.com/thehindu/holnus/008200908121652.htm

【090817-16】
ドイツ政府関係者、月への無人の着陸探査機打上げに前向き発言

 8月12日、ドイツ政府で航空宇宙関係で責任ある地位に就いているPeter Hintzeは、ドイツの公共テレビ放送局の一つであるZDFのインタビューに 応じて、ドイツとして、月に無人の探査機を送り込むことは科学的にも、 産業的にも(雇用創出の意味で)優れた計画と言えると語った。

 実行の時期としては、2015年には可能としており、今後5年間に必要な 費用は15億ユーロと見積もっている。但し、この構想は国のレベルで認め られたものではなく、9月27日に総選挙を控えているドイツとしては、全 て選挙後の政権次第であるとしている。

 また、実行する場合には、他の欧州各国及び米国との協力関係の下で行 うことが重要であるとしている。

 http://www.reuters.com/article/scienceNews/idUSTRE57B1K620090812

【090817-17】
北極海のスヴァールバル諸島の火星模擬環境で探査機の機器の試験実施

 8月1日から24日までの予定で、ノルウェー領で北極海にあるスヴァール バル諸島(Svalbard:北緯76度〜81度)で、今年で7回目となるAMASE (Arctic Mars Analog Svalbard Expedition)が行われている。

 AMASEは、スヴァールバル諸島の自然条件が火星に似ていることから、 NASA及びESAが2003年から火星探査に用いられる機器類やロボットの試験、 更には火星に向う可能性のあるクルーの訓練を行う目的で毎年行って来て いるもの。

 今年も、米欧の研究者等30人以上が参加して、今後打上げ予定の火星探 査機であるMars Science Laboratory及びExoMarsに搭載する幾つかの機器 の試験や、将来のMars Sample Returnミッションのプロトコルの検証等が 行われている。

 各種の試験にはNASAのジェット推進研究所(JPL)が製作したFIDO (Field Integrated Design and Operations)ローバが活躍している。

 http://www.astrobio.net/index.php?option=com_expedition&task=detail&id=3212

【090817-18】
CSF、再利用可能なロケットでのサブオービタル飛行の啓蒙グループ結成

 8月10日、米国のCommercial Spaceflight Federation (CSF)は、再利用 可能なロケットによるサブオービタル飛行のプロモートのために “Subo- rbital Applications Researchers Group”(SARG)を立ち上げたことを明 らかにした。

 CSFは米国で民間企業による商業目的の宇宙飛行のプロモートを行うこ とを目的としている団体で、当初は有人飛行に特化していたが、最近活動 範囲を有人飛行以外にも広げている(関連記事:【090622-17】)。

 SARGは、Southwest Research InstituteのDr. S. Alan Stern を座長と して、科学者、研究者、教育者9人をメンバーとしたグループで、商業ベ ースで幾つかの企業が開発を目指している再利用可能なロケットによるサ ブオービタル飛行の科学研究、技術開発及び教育分野での有用性について の認識を高めて行くことを目的として活動する。

 現在、再利用可能なロケットによるサブオービタル飛行に向けて開発を 行っている企業は、Armadillo Aerospace、Blue Origin、Masten Space Systems、Virgin Galactic、XCOR Aerospace等がある。

 http://www.commercialspaceflight.org/?p=494

【090817-19】
JAXAのウェブサイト内の注目記事へのリンク

8/10宇宙科学の最前線:月からその先へ「かぐや」が明らかにした月周辺のプラズマ環境
8/10宇宙・夢・人:第59回系外惑星から地球の生い立ちを知りたい
8/10きぼうの科学第10回「きぼう」完成!船外実験プラットフォーム利用、開始!!
8/10第6回降水観測ミッション(PMM)研究公募のお知らせ
8/11ISS・きぼうウィークリーニュース第349号
8/11「だいち」光学センサーによる駿河湾を震源とする地震にともなう緊急観測(1)
8/11「いぶき」のモニタカメラから見た地球の日食の様子
8/12人工衛星セミナー資料(第1回、第2回)を公開しました
8/12「だいち」PALSARによる駿河湾を震源とする地震にともなう緊急観測(1)
8/12広報誌「空と宙(そらとそら)」No.31
8/12H-IIBロケットフェアリング分離放てき試験実施
8/122J/A(STS-127)ミッション結果の要約
8/12人工衛星の計画から組み立てまで自分で開発できる「マイ人工衛星製作ゲーム」
8/13APRSAF-16水ロケット大会(AWRE)派遣日本代表決定
8/13「だいち」光学センサによる駿河湾を震源とする地震にともなう緊急観測(2)
8/14「第38回JAXAタウンミーティング」 in 倉敷の開催について
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