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メールマガジン「週刊KU-MA」 第66号          [2009.10.7]

■目次

(1)YMコラム
     「「和」の系譜(1)日本の古代文字の話」
(2)ワンダフル宇宙
     「土星を囲む巨大なリングを発見 ――赤外線衛星「スピッツァ」」
(3)宇宙関連ニュース「宇宙茫茫」
■YMコラム

 「和」の系譜(1)日本の古代文字の話

 「和」ということについて語りましょう。聖徳太子が制定したといわれ る17条憲法の冒頭が「和をもって貴しとなし、忤(さか)ふることなきを 宗とせよ」とあります。これは『論語』にある「有子曰 禮之用和爲貴」 (礼を之れ用ふるには、和を貴しと為す)から引用されているものです。 あまりこういう歴史的文献を自分勝手な解釈で深読みしすぎてはいけませ んが、聖徳太子が統べている役人たちが守るべき道徳的な規範を示してい るのだと教わった覚えがあります。小学校か中学校で教わったときの曖昧 な記憶では、「仲良くしろ」というようなことだったのでしょうか。「そ りゃそうだろうな、喧嘩していては仕事にならないもんな」と感じたよう な……。

 しかしここでは、日本人の特質とからめて、「和」を論じることにしま しょう。なぜこのことに私がこだわりがあるかと言えば、このことが「い のちの大切さ」や「日本人の独創性」や「現代世界での日本の世界への貢 献」に深いつながりがあると考えているからです。

 「和」を論じるための最初のテーマは「文字」です。私たちは現在、 「漢字」と「ひらがな」と「カタカナ」を駆使して文章を書きます。時に はアルファベットも混じってきたりします。この最新型の和漢混淆文は、 その国固有の言葉と外国から来た言葉を織り交ぜて使うのに、極めて威力 を発揮するのですが、一体どうやって作り上げてきたものなのでしょうか。 気の遠くなるようなこのテーマですが、しばらくお付き合いください。こ のテーマの中に、この列島の人たちの独創的な「和」が見事に息づいてい るのです。

 まず今回はいにしえの話から──中国の漢字が伝来する以前にわが国に 固有の文字(国字)があったか否かをめぐっては、かつてさまざまな事件 ・論争がありました。

 漢字が伝来する以前に古代日本で使用されていたと「称される」日本固 有の文字を総称して、「神代文字」(じんだいもじ、かみよもじ)と呼ん でいます。結論から言えば、江戸時代にはその実在を信じていた学者も少 なからず存在したし、現在でも古史古伝や古神道の信奉者の間に信じてい る人がいることはいます。しかし、近代以降の日本語学界における研究で は、「神代文字」と呼ばれているものは「古代文字」などではなく、すべ て近世以降に捏造されたものであり、漢字の伝来より前には、日本に固有 の文字は存在しなかったとする説が広く支持されています。

 神代文字が存在したのではないかという説は、鎌倉時代の神道家である 卜部兼方をもって嚆矢とします。兼方は『釈日本紀』(1301年以前成立) の中で、「神代に亀卜が存在したと日本書紀に書いてある。文字がなけれ ば占いができないではないか」というので、何らかの文字が神代に存在し た可能性があるという考え方を示したのです。兼方自身はそれが仮名では ないかと考えていたフシがありますが、それ以来、卜部神道では仮名とは 異なる神代文字の存在を説くようになったのです。たとえば、清原宣賢と いう人などは、『日本書紀抄』(1527年)で「神代ノ文字ハ、秘事ニシテ、 流布セス、一万五千三百七十九字アリ、其字形、声明ノハカセニ似タリ」 と、神代文字の数や形等の特徴についてかなり具体的に述べています。と ころが神代文字の実物は、さっぱりと姿を現しませんでした。

 そして江戸時代になり、尚古思想の高まりを迎えて神代文字存在説もま すます盛んになり、遂に神代文字の「実物」が登場するに至りました。そ れ以来、神代文字として紹介された文字は実に数十種類にも及んでいます。 中でも、最初は神代文字を否定していた平田篤胤が、後に肯定論者になっ てから著した『古史徴(こしちょう)』の中の「神世文字の論」やその後 の『神字日文傳(かんなひふみのつたえ)』とその付録『疑字篇』が有名 ですね。

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:
 Portrait_of_Atsutane_Hirata.jpg


 これに対し、貝原益軒、太宰春台、賀茂真淵、本居宣長、伴信友などが、 次々と実証的に神代文字を否定し、後世の偽作であると主張しました。そ の論拠となったのは、すでに9世紀の初めに、代々朝廷の祭祀の責任を持 っていた古代氏族・斎部氏の長老・斎部広成が、『古語拾遺』(808年) において「漢字渡来以前の日本には文字が存在しなかった」と明白に述べ ていることです。卜部兼方より500年も前の貴重な証言です。

 ずっと時代が下って、橋本進吉博士は、『万葉集』など万葉仮名で記さ れた奈良時代の文献を綿密に研究し、上代特殊仮名遣と呼ばれる特殊仮名 遣を発見しました。そして奈良時代には濁音節を含め88の音節が存在した ことを明らかにしたのですが、神代文字のほとんどは字母数が平安時代に 作られたいろは歌や五十音図と同じになっています。これは神代文字が平 安時代以降に創作されたものであることを示しています。

 神代文字の中には、ハングルと酷似したものがあります。対馬の豪族・ 阿比留氏が関係すると言われる「阿比留(あびる)文字」または「日文 (ひふみ)」ですね。

  http://deliver.vector.co.jp/screenshot/425/425926_01.jpg

 ところが、ハングルは1443年に考案されたものですから、そのハングル が阿比留文字を参考に考案された文字という証拠でも出てこない限り、阿 比留文字もそれ以降のものということになりますね。もう一つ「カタカム ナ文字」と呼ばれている神代文字もご紹介しておきましょう:

 http://deliver.vector.co.jp/screenshot/422/422191_00.jpg

 最後に、馬鹿馬鹿しいと思われるかもしれませんが、一つだけ割りと最 近の事件をご紹介しておきます。茨城県北茨木市磯原町に、「皇祖皇太神 宮天津教」という宗教法人があります。この天津教の経典として、「竹内 文書」(あるいは磯原文書、天津教文書)というものが伝わっているそう です。それは、神代文字で記された文書と、それを武烈天皇の勅命により 武内宿禰の孫の平群真鳥(へぐりのまとり)が漢字とカタカナ交じり文に 訳したとする写本群、文字が刻んである石や鉄剣など、一連の資料の総称 で、いわゆる古史古伝の書物です。ただし、写本自体が焼失されたと言わ れて、そもそも非公開なので、現在では明確に「偽書」「偽史」とされて います。

 1928年(昭和3年)3月29日、その平群真鳥の子孫であるとされる竹内家 に養子に入ったと自称する第66代宮司の竹内巨麿(きよまろ)という人が、 その竹内文書の存在を公開しました。「写本の多くは焼失し失われている が、南朝系の古文献を再編した」と称したのですが、その際、天皇家の紋 章である菊花紋を使ったという咎で、1932年(昭和7年)に竹内巨麿が不 敬罪に問われ、内務省特高警察に拘引されました。

 世に言う「天津教不敬事件」です。事件は大審院(現最高裁判所)まで 争われ、結果としては、「宗教上の教義問題であり裁判になじまない」と いう理由で、1944年(昭和19年)12月12日、竹内巨麿は無罪になりました。

 その時に公開された資料をもとに、狩野亮吉や橋本進吉が神代文字の批 判を展開しました。その「竹内文書」の一部が、下のページに掲げたもの です。クリックしてください。上記のことを頭に置きながら、じっくりと ご覧ください。神代文字として主張されていたのは、こんな感じのもので す。

 http://www.interq.or.jp/www-user/fuushi/5-anc/5h-genngo/5h-amatu-1.htm

    まだまだ神代文字を信じている人はいるようですし、これからも歴史は 繰り返すのかも知れませんが、ともかく「神代文字」なるものは後世の偽 作であるというのが学界の定説となっています。また、昔の遺跡や古墳の 発掘作業が進んで、文字の書かれた土器・金属器・木簡などが続々と発見 されており、こういった出土文字から、古事記や日本書紀より前の時代に どのような文字が使われていたかが判明しつつあります。こうした考古学 的な知見も総合して、漢字渡来以前に日本に固有の文字はなかったという 考えは、確かなものと考えていいのではないかと、私は思っています。

 したがって、次週から述べる、文字をめぐる「和」の展開は、神代文字 はなかったという前提で話を始めることにします。

YM

■ワンダフル宇宙   2009年10月9日

 土星を囲む巨大なリングを発見 ――赤外線衛星「スピッツァ」

 土星の周りに美しいリングのあることは誰でも知っていることだが、こ のたびアメリカの衛星「スピッツァ」が赤外線で見つけたのは、土星から 1300万kmもの距離にあり、あの有名なリングの50倍も遠くを取り巻く巨大 なスケールのものである。そのリングの軌道傾斜角も、これまで知られて いるリングとは大幅に異なっている。

 http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/8291905.stm

 この新たに発見されたリングは、土星の衛星フェーベで起きている小規 模な衝突によって飛び出ている無数の小さなかけらから出来ているのでは ないかと考えられている。それらのかけらは、土星に向かって落下してく る途中に、同じく土星の衛星であるイアペトゥスの重力に捉えられるらし い。

 実はこのイアペトゥス衛星は、「ガッチャマン」ではないけれど、一つ の面が他の面よりも極端に暗い相貌をしており、そのことが長い間の謎に なっていた。今回の発見から推すに、フェーベから飛び出た無数の欠片が、 「まるで車のフロントグラスに虫がぶつかるみたいにして」イアペトゥス の表面にぶつかっているのではないかと考えられている。というのは、イ アペトゥスの表面物質はフェーベの表面物質と同じような組成を持ってい るからである。

 土星を囲む物質のうち、可視光で容易にみることのできるもので最も外 側にある氷とダストの帯は、Eリングと呼ばれているものである。エンケ ラドゥスという衛星よりも外側にあって、土星から24万kmも離れている。 今回見つかったリングは、幅ももっと広くてうんと外側にあるし、おまけ にリングの軌道とは27度も傾いている。フェーベも軌道がうんと傾いてい るから、この新たなリングがフェーベ起源であると考えれば納得できるよ うでもある。

 以前から科学者たちは、表面組成の類似性から、そんなメカニズムがあ って、そうだとすると巨大なリングがあるのではないかと疑心暗鬼で推測 してはいた。その疑いを確かめるために、彼らは、「スピッツァ」宇宙望 遠鏡に乗せた機器に望みを託していたのである。この機器は10ミクロンと いう小さな「宇宙のゴミ」が発する赤外線を感じ取るので、この度のお手 柄につながったわけである。

 もともと宇宙はスカスカに空いているわけで、1立方メートルに粒子が 10個から20個ぐらいしか存在しないというのが常識である。だから今回発 見された巨大リングの材料をすべて集めても、直径が1 kmにも満たないよ うなフェーベ上のクレーターの一つさえ、埋め尽くすことができないくら いなのである。それにしてもでかいリングですねえ。

YM

■宇宙茫茫ヘッドライン

【091005-01】ロシア、ISSの交替クルーと短期訪問者を乗せたSoyuzの打上げ成功
【091005-02】Arianespace、Amazonas 2とCOMSATBw-1の打上げ成功
【091005-03】MESSENGERの水星スイングバイ無事成功…但し観測の一部欠落
【091005-04】NASA、LCROSSの突入予定地点を変更
【091005-05】欧州でGPSの精度を高めるサービスEGNOSの運用開始
【091005-06】中国、高精度の月全球の3次元地図を完成と発表
【091005-07】NASA、ISSのクルーを交えたTweetupを開催…参加者は先着順に35人
【091005-08】11月に打上げ予定のSTS-129 Atlantis、打上げ機会は限定的
【091005-09】内閣情報調査室、11/28にH-IIAで情報収集衛星光学3号機を打上げ予定
【091005-10】Thales Alenia、香港のAPT SatelliteのApstar 7の製造・打上げを受注
【091005-11】ULA、Atlas Vの製造ラインをDelta IVと同じDecaturに集結
【091005-12】ロシア、2015年にISSの一部として自律型宇宙実験室の打上げを計画
【091005-13】NASA、小中学生を対象として水のリサイクルシステムのアイディア競争実施
【091005-14】NASA、新しい教育的課題及びゲームを立ち上げ…Buzz Lightyear絡みも
【091005-15】SpaceX、オランダでDragonLabのポテンシャルユーザの会議を開催
【091005-16】Space Adventures、2012年以降Soyuzで年に1回2人の民間人を宇宙へ
【091005-17】Northrop Grumman Lunar Lander Challenge、4チームの争いに
【091005-18】Google Lunar X PRIZEにドイツから2チーム目の参加…全部で21チームに
【091005-19】JAXAのウェブサイト内の注目記事へのリンク

【091005-01】(関連記事:【090914-07】)
ロシア、ISSの交替クルーと短期訪問者を乗せたSoyuzの打上げ成功

9月30日、ロシアはバイコヌールからSoyuz-FGにより、ISSの長期滞在ク ルー2人とISSへの短期訪問者を乗せたSoyuz TMA-16の打上げを行い、所期 の軌道への投入に成功した。

搭乗者は、ロシア人のMaxim Surayevと米国人のJeff Williams 及びISS 短期訪問者のカナダ人Guy Lalibert? (Cirque du Soleil (シルク・ドゥ・ ソレイユ)の創設者で現在のCEO)の3名である。Lalibert?のISS短期訪問の 費用は3,500万ドルとされている。

 http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/sep/HQ_09-226_Soyuz_Exp21_Launch.html

Soyuz TMA-16は、10月2日に無事ISSのロシアのZvezdaモジュールにドッ キングし、3人はISSに滞在中のロシア人のGennady Padalka、米国人のMi- chael Barratt等6人と合流した。

PadalkaとBarrattは2009年3月からISSに滞在していたが、今回到着した SurayevとWilliamsと交替し、Lalibert?と共に10月10日に、3月からISSに ドッキングしていたSoyuz TMA-14でISSを離れ、地球に帰還する。

この時点でISSのコマンダーがPedalkaからESAの宇宙飛行士であるFrank De Winneに引き継がれ、第21次長期滞在がスタートする。ESAの宇宙飛行 士がISSのコマンダーを務めるのは初めてのことである。

今回のISS短期訪問者Guy Lalibert?は、1959年9月にカナダのケベック 州で生まれ、竹馬や火喰い芸をこなす大道芸人であったが、1984年に今や 世界的に有名なエンターテイメントCirque du Soleilを創設し、現在はそ の株の95%を所有している。また、2007年10月には、貧困な国に井戸と飲 料水を供給するために、“ONE DROP Foundation”を設立し、多額な寄付 と慈善活動も行っている。

今回の10日間のISS滞在中にLalibert?は、“Moving Stars and Earth for Water”をテーマとした芸術と詩の活動を通じて水に関連した啓蒙活 動を展開することとしている。

http://www.spaceadventures.com/index.cfm?fuseaction=news.viewnews&newsid=743

【091005-02】
Arianespace、Amazonas 2とCOMSATBw-1の打上げ成功

10月1日、Arianespaceはギアナ宇宙センタからAriane 5によるスペイン のHISPASATの通信衛星Amazonas 2と、ドイツの軍で使用する通信衛星COM- SATBw-1の打上げを行い、所期の軌道への投入に成功した。

Amazonas 2はEADS AstriumのEurostar E3000プラットフォームをベース とした衛星で質量は約5,500kg、COMSATBw-1はドイツの新しい軍事用通信 システムSATCOMBw Stage 2の衛星のとりまとめであるAstriumの下でTha- les Alenia Spaceが製造した衛星で質量は約2,500kgであり、投入された 軌道は、249.7 km×35,959 km、軌道傾斜3度の静止トランスファ軌道であ る。

Astriumは、Ariane 5の製造とりまとめを行っており、今回の打上げで は、ロケット及び搭載された2基の衛星の全ての主契約者という立場であ った。

今回の打上げは1979年以来Arianeファミリーのロケットの191回目の打 上げであった。

http://www.arianespace.com/news-mission-update/2009/646.asp

【091005-03】(関連記事:【090928-05】)
MESSENGERの水星スイングバイ無事成功…但し観測の一部欠落

9月30日、NASAは前日の21:55GMTに水星探査機MESSENGER (MErcury Su- rface, Space, ENvironment, GEochemistry and Ranging)の3回目で最後 の水星スイングバイが終了したことを明らかにした。

2011年3月の水星周回軌道投入に向けての水星の重力を利用した軌道変 更は予定通り行われたが、予期せぬ事態が発生し予定していた接近時の観 測が一部行えなかった。

今回の最接近は水星に高度228kmまで近付くものであったが、最接近の ポイントに向かう少し前からMESSENGERは太陽の光が当たらない状況にな る(食に入る)ことが判っており、その間は搭載されている電池で運用を行 うこととなっていたが、食に入って10分後、最接近の4分前に想定した時 間より早く探査機からの信号が途絶えてしまった。

18分間は保つと考えられていた電池の電圧が落ちてしまい、この時点で、 探査機全体がセーフモードに切り替わり、予め設定されていたコマンドの 実行も搭載機器による観測も行われない状態になったものと考えられてい る。

その後、太陽電池による電力供給が戻り、セーフモードからの復旧も行 われ、探査機の状態は正常に戻っている。

接近時に詳しい画像を得ようと考えていた箇所の内の何ヵ所かについて は画像が得られなかったが、これまでに一度も撮影されたことのなかった 水星表面の約5%の地域の撮影には成功している。

 http://messenger.jhuapl.edu/news_room/details.php?id=136

【091005-04】(関連記事:【090914-04】)
NASA、LCROSSの突入予定地点を変更

9月29日、NASAは先に公表した、月への突入を行う予定のLCROSS (Lunar Crater Observation and Sensing Satellite)の突入予定地点を変更する ことを明らかにした。

Cabeus Aクレーターとしていた突入予定地点を、その後の関連データの 詳細検討結果に基づいてやや南に位置するCabeusクレーターに変更すると いうもの。

Cabeus Aの選定は1998年〜1999年のLunar Prospector (LP)による観測 で、水素及び水の存在が期待されるということから為されたものであった が、その後最近のLunar Reconnaissance Orbiter (LRO)の観測結果により、 水素の存在の可能性が低くなったことから代替地の検討が行われ、LPと LROの両方の観測結果が水素の存在を示しているCabeusになったもの。

また、インドのChandrayaan-1やJAXAの「かぐや」の観測で詳細になっ た地形の情報から、Cabeusの高い外壁を背景に観測することで、衝突によ って生じる蒸気や破片を、より高コントラストで観測できると考えられる ことが明らかになったのも変更の理由になっている。

 http://www.nasa.gov/mission_pages/LCROSS/main/rss_feed_collection_archive_1.html

【091005-05】
欧州でGPSの精度を高めるサービスEGNOSの運用開始

10月1日の記者会見で、欧州委員会(EC)の運輸政策担当のAntonio Tajani 副委員長はEGNOS (European Geostationary Navigation Overlay Service) が正式にスタートしたことを明らかにした。

EGNOSは3基の静止衛星を用いて、米国が運用しているGPSの精度を高め るサービスで、2006年から試験運用されて来たが、今回、無料の“Open Service“の利用を可能としたことで、EU内の各国でこれに対応した受信 機を持っていれば、2m以内の精度での位置決定が可能となったもの(GPS 単独の場合は20m)。

EGNOSは初めての欧州全体をカバーする測位衛星システムでESA、EC、 Eurocontrolの共同プロジェクトとして開発されたもので、開発にはTha- les Alenia Spaceを中心とした事業体が当たっており、ECへは2009年4月 1日に引き渡されていた。現在はECが所有し管理する体制となっており、 ESAは開発段階での設計と調達を担当した。

実際の運用はECとの間で契約を結んだEuropean Satellite Services Provider (ESSP SaS)が当たっている。ESSP SaSはエア・ナビゲーション ・サービスを提供する企業7社が設立した会社でフランスのツールーズに 本拠を置いている。(注:SaSはフランスの企業の類別の一つで米国のLLC と同じ。)

 http://www.esa.int/esaCP/SEM2HGF280G_index_0.html

【091005-06】
中国、高精度の月全球の3次元地図を完成と発表

9月28日、Chinese Academy of Surveying and Mapping(中國測繪科學研 究院)の専門家が明らかにしたところによると、中国は、月周回衛星“嫦 娥一号”(Chang’e-1)に搭載したCCDステレオカメラが取得したデータを 用いて、月の全球のこれまでにない精度の3次元地図を完成させた。

この地図の空間分解能(2つの物体をはっきりと図中で識別できる距離) は500mとされている。

 http://news.xinhuanet.com/english/2009-09/28/content_12122965.htm

【091005-07】
NASA、ISSのクルーを交えたTweetupを開催…参加者は先着順に35人

10月1日、NASAは10月21日に、NASAの本部でISSの長期滞在クルーを交え た“Tweetup”(インターネット上のミニブログ・サービス“Twitter”の 利用者のオフ会)を開催することを明らかにした。10月6日の午前10時から ウェブ上で先着順に35人を受け付けるとしている。

参加するISSのクルーはNicole StottとJeff Williamsの2人で、午前10 時から2時間の予定のTweetupの中で、通信が繋がっている20分の間参加し 地上の参加者からの質問に答えたりする予定。

 http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/oct/HQ_M09-185_ISS_Tweetup.html

NASAでは何人かの宇宙飛行士がTwitterのアカウントを持っており、最 初に始めたMike Massiminoのフォロワーは100万人を超えている。Massi- minoは2009年5月のハッブル宇宙望遠鏡のメンテナンス・ミッションに搭 乗したが、搭乗の1ヶ月ほど前からアカウントを獲得し、飛行中のみなら ずその後も発信を続けている。

その他のTwitterでの発信を行っている宇宙飛行士は、双子の兄弟で一 方はスペースシャトルの他方はISSのコマンダーのMark KellyとScott Ke- lly、英語とスペイン語の2ヵ国語で発信しているJose Hernandez等がいる。

 http://www.nasa.gov/centers/johnson/news/releases/2009/M009-187.html

【091005-08】
11月に打上げ予定のSTS-129 Atlantis、打上げ機会は限定的

10月13日にNASAは次のISSへのミッションであるSTS-129のAtlantisを組 立棟から射点に移動する予定でいるが、このミッションの打上げ機会は非 常に制限された状況にあり、難しい判断が求められている。

STS-129の打上げターゲット日は11月12日とされているが、11月20日ま でに打上げが行えない場合には、ISSの軌道面と地球から太陽に向かうベ クトルの成す角度の制約(beta angle cut-off)に引っ掛かり12月5日まで は打上げが行えない。

12月6日からの打上げ機会は、12月21日にロシアがISSの交替クルーを乗 せたSoyuz TMA-17を打ち上げることとなっており、AtlantisはSoyuzのISS 到着までにはミッションを終えてISSを離れなければいけないので、12月 13日までとなる。

以上はISSに直接関係した制約であるが、この他に、打上げ時の追跡と データ受信を行う米空軍のEastern Range (ER)が、United Launch Alli- ance (ULA)がケープカナベラルから行う衛星の打上げの予定を受け付けて いることがあり、ERが次の打上げへの対応の切り替えのために必要とする 時間を考慮すると、11月12日〜20日の打上げ機会の中で、実際に打上げが 可能な日は殆どなくなってしまう。

ULAは11月14日の未明にAtlas VでIntelsat 14の打上げを予定しており、 翌日を予備日としている。更に18日の夜にDelta IVでWGS 3の打上げを予 定しており、こちらも翌日を予備日としている。このままの状況であれば、 少なくとも、13日、14日、17日〜19日はAtlantisの打上げはできないこと になる。NASAはULAとの調整を予定している。

NASAはAtlantisの打上げを11月9日に繰り上げることも検討しているが、 この場合はロシアがISSに向けてSoyuzによりMini Research Module 2の打 上げを11月10日に予定しているので、調整が必要である。

更に事態を複雑にしているのは、しし座流星群(Leonids)とふたご座流 星群(Geminids)の出現で、前者は11月17日に、後者は12月13日、14日にピ ークを迎えるとされており、11月12日にAtlantisの打上げが行われた場合 にはLeonidsのピークは2回目の船外活動の予定日であり、Atlantisの打上 げが12月まで伸びた場合にはGeminidsのピークが Atlantisが軌道上にあ る期間となる。NASAではこれらによる危険性がないかどうか慎重に検討す るとしている。

Leonidsは氷が飛び散るものであり、且つ短時間なので、危険性があっ たとしても船外活動の時間調整でクリアできるが、Geminidsは岩石が飛び 散るもので数日間は続くとされているので、Atlantisが軌道上にいること 自体が危険と判断される可能性もある。

 http://www.spaceflightnow.com/shuttle/sts129/090929date/

【091005-09】
内閣情報調査室、11/28にH-IIAで情報収集衛星光学3号機を打上げ予定

9月13日、内閣官房内閣情報調査室は、11月28日に種子島宇宙センター からH-IIA 16号機による政府の情報収集衛星の打上げを行うことを明らか にした。打上げの予備期間は12月27日までとされている。

今回打ち上げる情報収集衛星は光学3号機で、画像の解像度がこれまで の1mから数10cmに向上させられている。

情報収集衛星の打上げは2007年2月にレーダ2号機及び光学3号機実証衛 星の打上げが行われて以来となる。なお、2003年3月に打ち上げられたレ ーダ1号機及び光学1号機の内、レーダ1号機は2007年3月に不具合を発生し 運用できなくなっている。

 http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=19615

【091005-10】
Thales Alenia、香港のAPT SatelliteのApstar 7の製造・打上げを受注

10月1日、Thales Alenia Spaceは、香港のAPT Satellite Company Ltd. との間で9月29日に、Apstar 7の製造に関する契約を締結したことを明ら かにした。

Apstar 7はThales AleniaのSpacebus 4000 C2プラットフォームをベー スとした衛星で、打上げは2012年の第1四半期の予定とされている。

契約には衛星の設計、製造の他、要員訓練、射場での打上げ準備、打上 げ及び初期段階の運用並びに軌道上試験、更に地上のコントロールセンタ の建設等が含まれている。

Apstar 7のAPT SatelliteによるThales Aleniaへの発注はApstar 6に継 いで2基目であり、中国全体としてはThales Aleniaからの5基目の調達と なる。

 http://www.thalesgroup.com/Press_Releases/Markets/Space/2009/Thales_Alenia_Space
 _wins_a_contract_to_design_and_build_high-capacity_APSTAR_7_telecommunication_satellite_for_APT/?pid=1575


【091005-11】
ULA、Atlas Vの製造ラインをDelta IVと同じDecaturに集結

10月1日、United Launch Alliance (ULA)のアラバマ州Decaturの工場に 2基のAtlas Vの2段目であるCentaurが運び込まれた。輸送はロシア製の大 型輸送機AN-124によって行われた。

CentaurのDecaturへの搬入は2006年12月にLockheed MartinとBoeingの ロケット製造・打上げ部門が一緒になってULAが設立されて以来の課題だ ったAtlas VとDelta IVの製造ラインの集結が達成されたことを示すもの で、ULA設立以降もLockheedのDenverの工場で置かれていたAtlas V製造ラ インはクローズされることとなった。

今回運び込まれた2基のCentaurの内1基はDecatur工場での製造作業の訓 練用に、他は実際の打上げに用いられる。

 http://www.waff.com/Global/story.asp?S=11235179

【091005-12】
ロシア、2015年にISSの一部として自律型宇宙実験室の打上げを計画

9月29日、ロシア連邦宇宙局のAnatoly Perminov長官はRossiyskaya Ga- zeta誌の記者に対して、2015年にISSの研究施設の一部となる宇宙実験室 を打ち上げる予定であると語った。

この実験室は“?Oka-T”と称されており、質量8トンの自律型の宇宙機 で、通常はISSに結合されることなく、微小重力環境での実験室として用 いられ、実験装置・試料の交換、実験の成果物の取り出し、物資の補給等 を行う際にだけISSにドッキングするもの。

 http://news.xinhuanet.com/english/2009-09/29/content_12127736.htm

【091005-13】
NASA、小中学生を対象として水のリサイクルシステムのアイディア競争実施

10月1日、NASAは5年次から8年次の生徒を対象として、廃棄物を少なく し、リサイクルを考えるアイディア競争を行うことを明らかにした。

生徒6人までと先生或いは他の指導者1人でチームを作り、将来の月の 探査で使うことができる様な水のリサイクルシステムの設計、製作、試 験を行って、その構想と試験結果をNASAに送り評価を受けるというもの。 提出期限は2010年2月1日となっている。

優秀チームの発表は2010年5月の予定で、トップ3チームに賞金が与え られ、最優秀チームはNASAのケネディ宇宙センタの見学に招待される。

 http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/oct/HQ_09-227_Edu_Water_Recycling.html

【091005-14】(関連記事:【090914-02】)
NASA、新しい教育的課題及びゲームを立ち上げ…Buzz Lightyear絡みも

10月2日、米国フロリダ州のオーランドにあるディズニーワールドのMa- gic Kingdomで9月11日に15ヶ月間のISS滞在を終えて帰還したBuzz Light- yearの歓迎パレードが行われた。

Buzz LightyearはディズニーのCG映画“Toy Story”の人気キャラクタ であり、ISSに滞在したのは高さ30cmのアクション・フィギュアであった。

この日は、2008年9月から2009年4月までISSのコマンダーを務めたMike FinckeもMagic Kingdomに1日居て、子供達にNASAとDisney Parksが共同で 行う新しいコンテストや新しいオンライン・ゲームの説明を行った。

新しいコンテストの一つは、6年次から12年次を対象として行われるミ ッション・パッチのデザイン・コンテストで、Buzz Lightyearのミッショ ンの記念として、彼の長期宇宙滞在を讃えるデザインを募集するもので、 応募者はパッチのデザインと100語のエッセイをNASAに送る。最優秀デザ インの作者はケネディ宇宙センタのツアーに招待される。NASAは最優秀デ ザインに基づいてパッチを制作し、宇宙に運んだ後、作者に贈呈する。

もう一つは、“Kids in Micro-g Experiment Challenge”と称して、5 年次から8年次を対象として、ISSで実際に行うことができる実験の道具を 考えることで、優秀な12件の実験をISSで行い、実験の様子を収めたビデ オテープがアイディアを出した学校に贈られる。

NASAとDisney Parksは、新たにISSの実際のモジュールを組み立ててISS を作り上げるゲーム“Putting It All Together”等をオンライン・ゲー ムに追加した。

 http://www.nasa.gov/home/hqnews/2009/oct/HQ_09-229_Buzz_Lightyear.html

【091005-15】
SpaceX、オランダでDragonLabのポテンシャルユーザの会議を開催

10月1日、Space Exploration Technologies Corp.(SpaceX)は同社がNA SAのCOTS Demosプログラムで開発しているDragonカプセルを利用した宇宙 実験室DragonLabのポテンシャルユーザを集めたユーザ会議を10月29日に オランダのハーレム(Haarlem)で開催することを明らかにした。

2008年11月に最初のユーザ会議を米国の同社の本社で開催しているが(関 連記事:【081110-17】)、今回は欧州のユーザを意識してオランダでの 開催となっている。

DragonLabはISSにドッキングすることを前提に開発しているDragonカプ セルを流用して、単独飛行を行う宇宙実験室として提供しようというもの で、与圧部分と非与圧部分(放出する小型の衛星も可能)を有し、与圧部分 を地上に回収することができる。

 http://www.spacex.com/press.php?page=20091001

【091005-16】
Space Adventures、2012年以降Soyuzで年に1回2人の民間人を宇宙へ

10月2日、米国のSpace Adventuresは、2012年以降ロシアのSoyuz宇宙船 により、少なくとも年に1回のペースで民間の宇宙旅行者を軌道上に送る 計画を持っていることを明らかにした。

このSoyuz宇宙船にはパイロットとしてロシアの宇宙飛行士が1人、宇宙 旅行者として民間人2人が搭乗するが、宇宙旅行者の1人は1年半の宇宙飛 行士訓練を経て、フライトエンジニアの資格を取得しなければならない。

今後のISSのクルーの交換のために年に4機のSoyuz宇宙船が必要とされ ており、Space Adventuresでは、追加の1機の調達を必要とするが、同社 の幹部によると、Soyuzの製作に当たるRSC Energiaから既に5機目を製造 することができるとの確認を得て居るとしている。

この宇宙旅行に使用するSoyuz宇宙船の製造、打上げに必要な費用はパ イロットの報酬も含めて全てSpace Adventuresの負担、即ち旅行者の負担 となるが、現時点では幾らになるかは明らかにされていない。

Space Adventuresでは、現在既にこの宇宙旅行への申込者が何人かあり、 その中にはロシア生まれのアメリカ人でGoogleの共同創業者であるSergey Brinが含まれているとしている。

 http://en.rian.ru/russia/20091002/156327887.html

【091005-17】
Northrop Grumman Lunar Lander Challenge、4チームの争いに

10月1日、X PRIZE FoundationはNorthrop Grummanがスポンサーになり、 同財団が競技会の運営に当たっているNorthrop Grumman Lunar Lander Challengeに新たな挑戦者Team BonNovAが加わったことを明らかにした。

 http://thelaunchpad.xprize.org/2009/10/welcome-bon-nova-4th-northrop-grumman.html

この競技会はNASAがCentennial Challengesプログラムの下で提供する 賞金を目指して行われる競技会で、月面と月周回軌道上の宇宙機との間の 移動を想定して、垂直離着陸の“月着陸機”で、2点間の移動の精度(飛行 高度、滞空時間を含む)及び制限時間内での往復飛行の実施を競うもので 今年はArmadillo Aerospace、Masten Space Systems、Unreasonable Roc- ketが参加しておりTeam BonNovAの参加で4チームでの争いとなった。

競技はその難易度によりレベル1と2に別れており、それぞれ1位と2位に 賞金が与えられる。賞金はレベル1の1位に35万ドル、2位に15万ドル、レ ベル2の1位に100万ドル、2位に50万ドルとされている(総額200万ドルの賞 金は2006年の競技会からの繰越を含む)。この内、レベル1の1位だけは200 8年にArmadillo Aerospaceが獲得しており、今年は残る165万ドルを巡っ ての争いとなっている。

レベル1の条件は飛行高度50m以上、滞空時間90秒以上を達成し、100m離 れた平坦な場所に着陸し、2時間半の制限時間内に同様の飛行をして出発 点に戻るというもの。

これに対し難易度の高いレベル2は滞空時間が180秒以上、着陸地が月面 を摸した不整地という条件になっている。

昨年までの競技会では、全ての参加チームが1ヵ所に集まって同じ日に チャレンジをしたが、今年は、7月20日から10月31日の間に、チームが希 望する日と場所に審査員と僅かな関係者を呼んでチャレンジを行うことが できる様にルールが変更されている。

9月12日にはArmadillo Aerospaceがレベル2へのチャレンジに成功して おり、他の3チームの結果待ちとなっている。チームの優劣は2回の着陸の 精度で決められる。

今後、Masten Spaceが10月8日、9日と28日、29日にそれぞれレベル1と 2に、Unreasonable Rocketが10月30日、31日に両方のレベルに、Team BonNovAが10月26日、27日に同じく両方のレベルにチャレンジする予定と なっている。

 http://space.xprize.org/press-release/2009-northrop-grumman-lunar-lander-challenge-competition-attempts-scheduled

【091005-18】
Google Lunar X PRIZEにドイツから2チーム目の参加…全部で21チームに

10月1日、X PRIZE Foundationは、Google Lunar X PRIZEに新たにドイツからの2つ目のチームとなる“Team c-base Open Moon”が参加することを明らかにした。これによりエントリーして いるチームは21チームとなった。

Google Lunar X PRIZEはGoogleがスポンサーになり、民間のチームを対 象として、月に最初にローバを軟着陸させて、月面を500m走行した上で、 動画、画像、データを地球に送ることに成功したチームに2,000万ドルを 贈るというもの。その他にボーナスの設定もあり、賞金総額は3,000万ド ルとなっている。

Team c-base Open Moonはベルリンの有名なハッカースペースである “c-base”に本拠を置くチームで、単に月にローバを送って賞金を得るこ とを目的とするのではなく、ドイツの宇宙での活躍の実現のリーダー役を 務めたいと考えている。(注:ハッカースペースとは、様々な人が出会っ たり、一緒にプロジェクトに取り込んだりすることを目的として、コミュ ニティで運営されている場所。)

 http://www.xprize.org/media-center/press-release/team-c-base-open-moon-enters-30-million-google-lunar-x-prize-competition

【091005-19】
JAXAのウェブサイト内の注目記事へのリンク

9/29 ISS・きぼうウィークリーニュース第355号
9/30「だいち」によるフィリピンの台風被害にともなう緊急観測結果
9/30宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機の運用管制状況について
9/30日本人初めての宇宙長期滞在を達成して〜若田宇宙飛行士による国際宇宙ステーション長期滞在〜
9/30人工衛星セミナー資料(第4回):「だいち」(ALOS)の緊急観測−観測から画像公開までのプロセス
9/30地球が見える:北極海の海氷 やや回復
10/1「だいち」PALSARによるフィリピンの台風被害にともなう観測結果
10/1「だいち」AVNIR-2によるサモア付近地震および津波に関する観測結果
10/1組織図(平成21年10月1日現在)
10/1機関誌JAXA’s 028号
 イベント
10/12〜16第60回国際宇宙会議(IAC2009) (於:韓国・テジョン
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