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メールマガジン「週刊KU-MA」 第80号          [2010.1.20]


■目次

(1)宇宙関連ニュース「宇宙茫茫」

■宇宙茫茫ヘッドライン

【100118-01】 ISSでの船外活動でロシアのドッキングモジュールPoisk利用可能に
【100118-02】 中国、測位衛星システムを構成する“北斗3号”の打上げ成功
【100118-03】 NASA、Tranquilityの冷却用アンモニアホースは改修して打ち上げる方向
【100118-04】 ISSの水再生システムに詰まり発生…尿中のカルシウム濃度高いためか?
【100118-05】 火星ローバSpiritの砂からの救出、冬を前に最後の試みか?
【100118-06】 欧州のATVの2号機 “Johannes Kepler”、総合試験に入る
【100118-07】 インド、金環食の際の大気観測にロケット11機打ち上げ
【100118-08】 NASA、ドライアイスに閉じ込められていたPhoenixが健全か否かを確認
【100118-09】 AlcanのAl・Li合金、Orionの構造部材に採用される
【100118-10】 NASA、軌道上での衛星への推進薬補充装置をISSでデモンストレーション
【100118-11】 米国のAerospace Safety Advisory Panel、年次報告書を公表
【100118-12】 NASA、リタイア後のシャトルの引取先捜しで条件緩和
【100118-13】 フロリダ州ジャクソンビルの飛行場、宇宙ポートに
【100118-14】 ILS、Galileo衛星のProtonでの打上げを提案か?
【100118-15】 Ad AstraとMEI Technologies、VASIMR開発で協力
【100118-16】 JAXAのウェブサイト内の注目記事へのリンク

【100118-01】
ISSでの船外活動でロシアのドッキングモジュールPoisk利用可能に

 1月14日、ISSでは第22次長期滞在クルーのMaxim SuraevとOleg Kotovが 船外活動を行い、2009年11月にISSに取り付けられた新しいロシアのドッ キングの機能を持ったモジュールPoiskを利用できる状態にする作業を行 った。

 2人は5時間44分の船外活動で、Poiskの外側に、通信用のケーブルの敷 設、ドッキングターゲットの取り付け、ランデブ用のアンテナの取り付け 等を行った。

 これにより、Poiskは新しいドッキングモジュールとして機能する様に なり、1月21日にはSuraevとJeff Williams がZvezdaモジュールの後方に ドッキングしているSoyuz TMA-16 をPoiskの天頂方向のポートに移す予定 となっている。

 http://www.floridatoday.com/content/blogs/space/2010/01/cosmonauts-complete-successful-station.shtml

【100118-02】
中国、測位衛星システムを構成する“北斗3号”の打上げ成功

 1月17日、中国国家航天局(CNSA)は現地時間の00:12に西昌衛星発射セ ンタから長征3号丙(Long March 3C)により、中国独自の測位衛星システム である“北斗衛星導航系統”(英語名:Compass)の第2世代の3基目のとな る静止衛星“北斗3号(BeiDou-3) ”の打上げを行い、所期の軌道への投入 に成功した。

 中国では2020年までに35基の衛星を打ち上げ、測位衛星システムとして 完成させる計画を持っており、位置精度10m、時刻制度10ナノ秒、速度測 定精度毎秒0.2mのレベルまで一般に開放するとしている。

 なお、今回の打上げは2010年最初の長征ロケットの打上げで、長征ロケ ットシリーズにとって122回目の打上げであった。

 http://news.xinhuanet.com/english/2010-01/17/content_12822615.htm

【100118-03】(関連記事:【100111-02】)
NASA、Tranquilityの冷却用アンモニアホースは改修して打ち上げる方向

 1月12日、NASAのジョンソン宇宙センタで開かれた宇宙ステーションの プログラム要求管理ボードの会合において、STS-130ミッションのEndea- vourに搭載予定のTranquilityの長さ約4.3mの冷却用のアンモニアのホー スでの漏れについての対策の検討が行われ、当該のホースを過去に問題が 無いことが確認されている短いホースを溶接で繋ぎ合わせて必要な長さに したものと交換することを決定した。

 NASAでは漏れを生じたホースも仕様を変更して耐圧強度を高めて、バッ クアップとして準備するとしている。交換用のホースとバックアップのホ ースは打上げターゲット日である2月7日の5日前にケネディ宇宙センタに 届くこととなっており、どちらを用いるにしても、打上げの遅れは生じな いとしている。

 http://www.spaceflightnow.com/shuttle/sts130/100112connectors/

【100118-04】(関連記事:【090525-05】)
ISSの水再生システムに詰まり発生…尿中のカルシウム濃度高いためか?

 1月12日にロイター通信が伝えているところによると、ISSの水再生シス テム(Water Recycle System:WRS)に不具合が発生しており、その原因が 宇宙飛行士の尿の中のカルシウムの濃度が高いためと見られている。

 WRSは、2008年11月にISSに設置され、その後検証を重ねた結果2009年5 月から尿を再生した水を飲用に供する様になったものであるが、ここへ来 て詰まりを生じている。

 NASAでは尿の中のカルシウムの濃度が高い原因が微小重力環境での生活 によって骨が失われている結果か否かは確認できていないとしている。

 WRSの不具合についてはマーシャル宇宙飛行センタの技術者が、2月7日 に予定されているEndeavourの打上げに交換部品を間に合わせるべく対応 している。

 http://www.reuters.com/article/idUSTRE60B5EL20100112

【100118-05】(関連記事:【100104-02】)
火星ローバSpiritの砂からの救出、冬を前に最後の試みか?

 1月13日、NASAのジェット推進研究所では前日に送ったコマンドに対す る火星ローバSpiritの動きを分析したが、僅かな動きしか見られず、砂地 からの救出の見通しに繋がるものはないことを明らかにした。

 今後、右前輪と右後輪が動かないままで6輪中の4輪で、救出のために行 いうる動きのアイデアも尽きて来ており、日照が少なくなる季節の進行と の競争となっている。

 今後の新たな動きとしては、車輪を後ろ向きに回転させながら、探査用 のロボットアームで左前輪の前側の砂を掘るという動きが考えられている。 左前輪はロボットアームが届く範囲にある唯一の動くことができる車輪で あり、且つ、ロボットアームが届くのはその前側に限られることから考え られた動きである。

 http://www.space.com/missionlaunches/stuck-spirit-rover-time-short-100114.html

【100118-06】
欧州のATVの2号機 “Johannes Kepler”、総合試験に入る

 1月13日、ドイツのブレーメンにあるAstriumの工場で、欧州製のISSへ の物資補給船であるAutomated Transfer Vehicle (ATV)の2号機“Johannes Kepler”の組立が完了し機能試験が始められたことが明らかにされた。

 この試験を通じて、Johannes Keplerのハードウェアとソフトウェアを 併せたシステムとして要求性能を満たしていることの確認と、ISSへの打 上げに問題の無いことの確認が行われる。

 Johannes Keplerの打上げは2010年11月にギアナの射場からAriane 5 ES-ATVで行われる予定となっており、射場への搬入は2010年の第2四半期 になるとされている。

 http://www.theengineer.co.uk/news/astrium-tests-cargo-spacecraft/1000570.article

【100118-07】
インド、金環食の際の大気観測にロケット11機打ち上げ

 1月15日、世界の広い範囲で金環食が観測されたが特にインド洋外洋域 の上空で今後1000年間最長の持続時間となった。これに合わせてインド宇 宙研究機関(ISRO)のVikram Sarabhai Space Centre (VSSC)では、Thumba Equatorial Rocket Launching Site (TERLS)とSatish Dhawan Space Ce- ntre (SDSC)からRohiniシリーズの観測ロケットを打ち上げ、ロケットに 搭載した観測機器によって、日食時の大気構造やダイナミックスなどの観 測を行った。

 TERLSでは15日の13:14から金環食となったが、ロケットは日食の前日 の14日の12:20と13:05に高度116kmに達するRH 300 Mk IIが、13:07と 15:00に高度70kmに達するRH 200が打ち上げられ、当日の15日には前日と 同じ時間に同じロケットが打ち上げられた後で、16:00にRH 300 Mk IIが 打ち上げられた。

 また、それとは別にSDSCから14日と15日に高度548kmに達するRH 560 MK IIが打ち上げられた。両宇宙センターで2日間にわたって、合計11機のロ ケットが打ち上げられたのは今回が初めてのことであった。

 http://www.isro.org/pressrelease/scripts/pressreleasein.aspx?Jan15_2010

【100118-08】(関連記事:【081117-03】)
NASA、ドライアイスに閉じ込められていたPhoenixが健全か否かを確認

 1月11日、NASAのジェット推進研究所は2008年11月にミッション終了と なった火星着陸機Phoenix Mars Landerが、ドライアイスに覆われて過ご した火星の冬を乗り切って機能を保っているかどうかを確認する試みを 1月18日から始めることを明らかにした。

 Phoenix Mars Landerは、冬が過ぎて太陽光が当たって十分な電力が得 られる様になったら、自動で火星を周回中の幾つかの探査機を経由して 地球への電波を送ることをトライする様にプログラミングされており、 18日から3日間連続でMars OdysseyがPhoenixの上空を日に10回通過する機 会を使って、Phoenixからの発信の有無を確認するとしている。この時期 の太陽の当たり具合はPhoenixからの通信が途絶えた2008年11月2日と同じ 程度とされている。

 今回Phoenixからの発信が確認されない場合には、2月と3月に今回より 長い期間チェックすることとしており、その際にはOdysseyからPhoenixに 向けて電波を送ることも考えられている。

 http://jpl.nasa.gov/news/news.cfm?release=2010-008

【100118-09】
AlcanのAl・Li合金、Orionの構造部材に採用される

 1月12日、Alcan Global Aerospace Transportation and Industry (Al- can Global ATI)は同社の低密度のアルミ・リチウム合金がNASAが開発中 のクルーモジュールOrionの構造部材用の材料として採用されることが決 まったことを明らかにした。

 2年間に及ぶ材料選定作業の結果として、2009年8月に終了した予備設計 審査で採用が決まったもので、最も重要な構造部材としての縦通材(lon- geron)には、2195合金が、フレームやリブ及び窓の周辺には2050合金が用 いられる。

 2050はAlcanが新しく開発した合金で、これが宇宙関連で使用されるの は初めてのことである。高靱性、高強度に加えて4%の低密度化を達成し ており、板状での供給となる。

 2195はスペースシャトルの外部推進薬タンクの構造材として使われてき たものである。

 Orionの製造メーカであるLockheed Martinの工場への材料の供給は2050 が2009年12月から始まっており、2195は2010年の早い時期には開始される こととなっている。

 http://www.alcanaerospace.com/News/Alcan-Aluminium-Low-Density-Alloys-selected-as-a-critical-
 material-for-the-Orion-Crew-Exploration-Vehicle


【100118-10】
NASA、軌道上での衛星への推進薬補充装置をISSでデモンストレーション

 1月12日にAviationweek.comが伝えるところによると、NASAのゴダード 宇宙飛行センタでは、元来軌道上での推進薬の補充を想定して作られてい ない衛星に対して無人で推進薬を補充する装置を開発しており、ISSにお いてデモンストレーションを行うことを提案したいとしている。

 この装置の開発には2009年度に議会から2,000万ドルの資金が注ぎ込ま れており、ハッブル宇宙望遠鏡に対するこれまで5回のメンテナンスミッ ションの実績及び最後に予定されていたロボットによるメンテナンスの構 想(実際には採用されなかった)に基づいて開発が行われてきた。

 この装置にはISSの構成要素の一つとなっているカナダ製の32度の自由 度を持った双腕のロボットアームSpecial Purpose Dexterous Manipulator (Dextre)が使用され、対象となる衛星を軌道上で捕捉した後、その外側を 覆っている耐熱シートを切り裂いて推進薬充填用のバルブにアクセスし、 バルブを固定しているワイヤを切断し、充填口に充填用の配管を結合した 上でバルブを開いてタンクに推進薬を補充するというコンセプトとなって いる。

 開発チームはこの装置の試験機を既に完成しており、Dextreが実際に活 躍しているISSの船外において実証試験を行いたいとしている。また、開 発チームでは宇宙関係の企業及び宇宙機関にこの装置の活用を如何に図る かのアイデアも求めており、2月にはワークショップの開催も計画している。

 http://www.aviationnow.com/aw/generic/story.jsp?id=news/asd/2010/01/12/01.xml
 &headline=NASA%20May%20Test%20Refueling%20Satellites%20On%20ISS&channel=space


【100118-11】(関連記事:【090420-15】)
米国のAerospace Safety Advisory Panel、年次報告書を公表

 1月15日、NASAの全ての活動に関する安全と品質システムに関して独立 した立場から評価と助言を行う委員会であるAerospace Safety Advisory Panel (ASAP)が、NASA長官及び議会に宛てた報告書“2009 Annual Report” の内容を明らかにした。

 本文18ページの簡潔にまとめられたレポートであるが、米国の将来の有 人宇宙飛行の最重要の問題としての安全の観点から、米国人の利用が考え られる商業目的で開発されているロケットや外国の打上げ手段についての 安全性、スペースシャトルの運用期間延長、スペースシャトルから後継の プログラムへの戦力の移動、有人宇宙飛行に関するリスクについての偏り の無い情報公開の必要性等の視点での議論についてまとめられている。

 報告書に記されたASAPとしての見解の中での主な安全に関する事項は以 下のとおり;

* NASAとCommercial Orbital Transportation Services (COTS)契約を結 んでISSへ物資運搬の手段としての打上げシステムを開発している企業 の中で、有人打上げシステムの開発に関する諸要求を満足している企 業は一つも無い。

* ベースラインとして確立しているプログラムから、確実な優越性或い は実証された機能が明らかでない代替手段への切り替えは賢いことで はなく、経済的にも不利なことである。

* スペースシャトルの運用期間を、現在はっきりしている打上げ計画よ りも大幅に延長することは愚かなことと考える。スペースシャトルの 運用延長が議論されていること自体に懸念を持つ。

 http://www.nasa.gov/home/hqnews/2010/jan/HQ_M10-006_ASAP_Report.html

【100118-12】
NASA、リタイア後のシャトルの引取先捜しで条件緩和

 1月15日NASAは改めて、引退するスペースシャトルの機体の展示に関し て教育機関、科学博物館、地域の組織等からの提案を求めることを明らか にした。NASAは2008年の12月に情報提供要求(RFI)を発しているが(関連記 事:
【081222-17】)、その時の条件を見直して受け入れる側の負担を少な くする形でのRFIとしたもの。

 当初のRFIでは受け入れる機関に輸送と展示の準備費用として4,200万ド ルの負担を求める形となっていたが、今回は、展示の準備として必要な作 業の内容の見直しを行い、この準備作業と輸送のコストを2,880万ドルと 見積もり直し、且つこれの負担を受入機関には求めない形としている。

 また、引渡の期日についてこれまでの計画よりも半年早め、引渡先の決 定は引渡予定日の1年前には行いたいとしている。NASAの考えではDisco- veryは、国立航空宇宙博物館で展示し、EndeavourとAtlantisを今回のRFI の結果を基に2011年7月以降に引き渡すとしている。

 提案書の提出期限は2010年2月19日とされており、既に提案書を提出済 みの機関は、今回のRFIの変更点に対する立場のみを明確にすればよいと されている。

 http://www.nasa.gov/home/hqnews/2010/jan/HQ_10-012_orbiter_disposition.html

【100118-13】
フロリダ州ジャクソンビルの飛行場、宇宙ポートに

 1月11日、米国フロリダ州のジャクソンビル(Jacksonville)のCecil Fi- eldの飛行場を管轄するJacksonville Airport Authority(JAA)は、同飛行 場を商業目的の宇宙ポートとして運用するための許可を米国連邦航空局(F AA)から取得したことを明らかにした。Cecil Fieldは米国内で水平発射が 認められた8番目の宇宙ポートとなった。

 2009年4月に宇宙ポートの建設を前にした環境評価の結果が明らかにさ れ(関連記事:【090420-16】)、その後何回かの公聴会等を経て、環境上 特段の問題無しとの判断が下り、建設及び運用の許可となったもの。

 Cecil Fieldの飛行場は、スペースシャトルの緊急着陸用飛行場に指定 されており、長さ3,750mの滑走路を有している。

 http://www.jaa.aero/AboutUs/pressreleaseview.aspx?id=333

【100118-14】(関連記事:【100111-05】)
ILS、Galileo衛星のProtonでの打上げを提案か?

 1月13日にSpaceNews.comが伝えるところによるとInternational Launch Services (ILS)の幹部は、欧州委員会(EC)が1月7日にGalileoシステムの 衛星2基ずつ5回のSoyuzによる打上げを3億9,700万ユーロでArianespaceと 契約することを明らかにしたのを受けて、Protonによる打上げの提案を考 えていることを明らかにした。

 ILSは、価格にそれほどの差がなければArianespaceが自動的に契約を確 保するとの見方をして、提案をしていなかったが、1回の打上げ当たり7,9 40万ユーロ(約1億1,400万ドル)であれば、Protonに充分競争力はあると見 て提案を検討しているもの。

 Protonの打上げ費は公表されていないが現在1億1,000万ドル以下での売 り込みが行われている模様であり、Soyuzが2基同時打上げなのに対し、P- rotonであれば、Galileo衛星を6基同時打上げが可能であり、単純に見ても 3分の1のコストで打上げられる。ただし、Protonは6基の衛星を打ち上げる アダプタを有していないことから、この費用が上乗せされることにはなる。

 これに対し、欧州側は、Galileoの打上げは欧州領内から行われるべきと の方針持っており、ILSの提案受け入れは難しいと考えられる。ただし、一 方で、欧州ではリスク低減のためにGalileo打上げ用機体として2機種を確 保したいとしている。この場合、Ariane 5ES の適用では4基同時打上げが 可能だが、上段ロケットの改修に5,000万ドル程度が必要と見込まれている。

 上記の動きに加えて、ILSはギアナからArianespaceが打ち上げるSoyuz の価格が予想よりも高いことを受け、これへの対抗策として米国のOrbital Sciences Corp.(OSC)と共同で、OSC製の3.2トンクラスの衛星をProtonで2 基同時に打ち上げる“Proton Duo”の設計を行って売り込み中であり、顧 客が見つかれば2012年にも打ち上げるとしている。

 http://www.spacenews.com/launch/100115-proton-cost-saver-over-soyuz-for-galileo.html

【100118-15】
Ad AstraとMEI Technologies、VASIMR開発で協力

 1月15日、高性能なプラズマロケットを開発しているAd Astra Rocket Co.と、航空宇宙分野で豊富な経験を有するMEI Technologies, Inc.は、 Ad AstraがNASAとの間でSpace Act Agreementを結んで進めている高性能 の宇宙空間用エンジンVASIMR (Variable Specific Impulse Magnetopla- sma Rocket)の開発に関し戦略的協力関係を樹立したことを明らかにした。

 Ad Astra とNASAとの契約では今後、2009年10月に出力200kWの目標を達 成したVX-200(関連記事:【091012-15】)をベースとしたVF-200をISSに持 ち込み、宇宙空間での実証試験を行うこととなっており、確立した関係の 下で、MEI TechnologiesはVF-200をISSに持ち込むペイロードとしてイン テグレートする作業での協力を行うこととなる。

 http://www.earthtimes.org/articles/show/ad-astra-rocket-company-and-mei-technologies-inc-form-strategic-alliance,1122232.shtml

【100118-16】
JAXAのウェブサイト内の注目記事へのリンク

1/12ISS・きぼうウィークリーニュース第369号
1/122010年度宇宙学校共催団体の募集
1/12〜1年宙組〜:第1話「おおすみとペンシルロケット〜宇宙開発の夜明け〜」
1/13JEM搭載全天X線監視装置(MAXI)の観測
1/13「きぼう」船外実験プラットフォーム利用ミッション全天X線監視装置(MAXI:マキシ)による観測データの公開開始
1/13超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)による実験結果及び今後の予定
1/14「はやぶさ」地球引力圏を通過する軌道に帰還できました
1/14「国際宇宙ステーション『きぼう』が拓く有人宇宙活動」シンポジウムの開催について
1/14「だいち」AVNIR-2によるハイチ地震にともなう緊急観測
1/15「だいち」PALSARによるハイチ地震にともなう緊急観測(1)
1/15平成22年度航空宇宙医師(Flight Surgeon)候補者の募集を開始しました
 イベント
1/23宇宙学校・とくしま (あすたむらんど徳島)
1/25第3回EFD/CFD融合ワークショップ (秋葉原コンベンションホール)
1/25第26回宇宙利用シンポジウム (相模原キャンパス) [〜26日]
1/25第1回GNSSアジア・オセアニア地域ワークショップ(タイ・バンコク) [〜26日]
1/26第16回アジア太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF-16)(タイ・バンコク) [〜29日]
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