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7月2日「天文衛星にも注目」

「はやぶさ」が世界的な興奮を呼んでいます。“TIME”誌のウェブでは 「ウォークマンの国が惑星探査で世界の最前線に躍り出た」。“ワシント ン・ポスト”紙には「はやぶさの快挙は、アポロ13号の劇的成功とスピリ ット/オプチュニティ(火星ローバー)の活躍に比肩すべきもの」との論 評です。とにかく海外での評価の高さが素晴らしいですね。日本でもワー ルドカップ・サッカーの陰に埋もれないよう、積極的なキャンペーンが必 要です。

 さて、それにしても忘れてはならないのは、リアルタイム性の興奮を呼 ばない日本の天文衛星の快挙です。現在日本の天文衛星が3つ連舞してい るわけですが、たとえば赤外線天文衛星「あかり」です(図3)。2006年2 月22日に鹿児島・内之浦からM-Vロケットによって軌道に乗ったこの衛星 は、130万個にも及ぶ赤外線天体のカタログを作成し、さらに数千個の特 定天体・天域の詳しい分光観測・撮像観測を成し遂げています。

 赤外線天体のカタログというのは、1980年代にイギリス・オランダ・ア メリカが共同で取り組んだIRAS衛星によって初めて作成されて以来、広く 天文学者たちによって使われ続けてきました。このたびの「あかり」によ るカタログは、IRASの5倍以上の数の天体を含む大規模なもので、解像度 も感度もはるかに高く、また波長域においても格段に広い領域をカバーし ているのです(図1、図2)。これらは赤外線天文学の分野の研究者だけ でなく、あらゆる波長の電磁波で宇宙を調べる研究者たちによって、多種 多様な天体の研究に活用され、世界の天体物理学に顕著な貢献をすること が確実です。

図1、2:http://www.ku-ma.or.jp/ym/ym100630-01.gif

図3:http://www.ku-ma.or.jp/ym/ym100630-02.jpg

 日本が世界に誇るX線天文学の衛星「すざく」、1980年代の「ひのとり」 以来日本のお家芸となっている太陽物理学で目の覚めるような貢献をして いる「ひので」の成果も併せて、ぜひじっくりとその活躍ぶりをお楽しみ ください。

   すざく:http://www.astro.isas.ac.jp/suzaku/index.html.ja

   ひので:http://hinode.nao.ac.jp/

(YM)

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