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4月6日「上野のL-4S-5ロケット」

 以前にも書きましたが、今年は糸川英夫先生の生誕100年ということで、いろいろな行事が各地で企画されています。そんな流れの中で、NHKの『コズミックフロント』という番組にも、生誕100年を記念する番組が組み込まれることになりました。とは言っても、糸川先生の人生の中の、ほんの6分の1弱しか包んでいない宇宙関連の時代だけを採り上げるわけです。内之浦、国分寺、道川など、思い出深い場所を訪れて、糸川先生の「宇宙時代」を浮き彫りにしようというのです。

 というわけで、今週初めには、国立科学博物館に行ってきました。え?どうして科博?と思われるでしょうが、実はあそこに日本最初の衛星「おおすみ」を打ち上げたL-4Sロケット5号機の実物大模型が展示されているからです(図1)。先だって同じ経緯で内之浦にも行ったのですが、内之浦には、L-4S-5の模型はないんですね。外形は区別のつかないL-3Hというロケットの模型はミューセンターにあるのですが、やはりそれは誤魔化せないということで、科博で収録という運びになりました。


(図1)国立科学博物館のL-4S-5ロケット

 みなさんも機会をとらえて行ってみてください。JRの上野駅公園口を出て右へ線路沿いに進んでまっすぐ歩くと、寛永寺がありますね。そのちょっと手前左側に、外を歩く人にも見えるようにロケットが屹立しています(図2)。それがL-4S-5です。収録中に真下から見上げると、結構大きいのに今更ながらびっくりしました。と同時に、あの若き日のさまざまな出来事が浮かんできて、妙に収録とは異質な気分になってきたので、心を引き締め直しました。


(図2)上野の道路沿いにあるランチャー上のL-4S-5

 上野の桜は、そろそろ蕾がほころび始めているので、もうじきですね。一昨日から昨日にかけての嵐が、満開の時に襲ってこなくて不幸中の幸いでした。しかしまたまた各地で被害が出ています。地球の醸し出す自然現象には違いないけど、そのなにがしかの部分を人間が関与していることに、しっかりとメスを入れないと、ますますこうした時ならぬ異常気象は拡大するのかもしれませんね。人類全体の知的向上がないと何もかもが崩れて行く。そうした大局と「家族の絆」のような事柄が、実は固く結びついていることに、私たちは気づいています。それこそがKU-MAの基本━━もう一度気を引き締めて頑張ることにしましょう。

(YM)

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